《春》

奈良で初めに咲く枝垂れ桜
< 郡山城跡しだれ桜 >

日本桜名所100選。城内には濠を囲むようにしてソメイヨシノなどが約800本植えられており、「御殿桜」とも呼ばれる。

シロヤマ桜が下、中、上、奥千本と群生
< 吉野山の桜 >

シロヤマザクラは下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれて密集しており「一目千本」とも言われる。山下から山上へ順に開花していく。

 

桜並木が奈良県景観資産
< 佐保川沿いの桜 >

川沿いに植えられた桜並木!全長数キロにわたって続くその光景は「奈良県景観資産」の一つにも数えられており、見応え充分。

隋の皇帝が門外不出とした花。皇居と唐招提寺だけ
< 唐招提寺のケイカ >

GWの頃、鑑真和上の故郷である、中国・揚州の名花「瓊花(けいか)」が一般公開されます。隋の皇帝・煬帝が気に入って門外不出とした花です。

樹齢700年以上で「砂摺りの藤」と呼ばれる
< 春日大社の藤 >

 

「南門」を入ってすぐ左手にある「砂ずりの藤」は、樹齢700年以上の鎌倉時代に献木されたといわれている歴史深い名木です。


《夏》

約60種類10000株の紫陽花が咲きそろいます
< 矢田寺のアジサイ >

 

当寺のアジサイは、25,000㎡の境内に紫陽花庭園や見本園があり、 約60種類10,000株が咲き揃います。 アジサイ園の開園は6月上旬から7月上旬頃。

蓮の寺と呼ばれている
< 喜光寺の蓮 >

蓮の寺と呼ばれ、約30種、200鉢の花蓮の鉢が境内を覆いつくしています。

水田に14000株のホテイアオイが咲く
< 本薬師寺のホテイアオイ >

周辺の水田に約14,000株のホテイアオイがすみれ色の花を咲かせます。8月下旬~9月下旬に見頃の時期を迎えます。

ろうそくの灯が心を癒してくれる
< なら燈花会 >

古都奈良にろうそくの灯りがとけ込み、どこか懐かしさを感じ、 心を癒してくれるやさしい灯りで人々の心にさまざまな感動を与えます。


《秋》

上だけでなく下も黄色いカーペット
< 東大寺の大イチョウ >

大イチョウは上だけでなく下も黄色!まるで黄色いカーペットが敷き詰められているようで美しい。

大仏殿裏手の池からは黄と赤の紅葉が見られる
< 正倉院展 >

正倉院展は奈良国立博物館で聖武天皇遺愛の品や東大寺の法会に使用された法具など中国の珍器、ペルシャ、インドの工芸品なども含まれ、国際色、種類ともに豊富です。

3000本のカエデが朱色に染める
< 談山神社の紅葉 >

 木造としては現存唯一の十三重塔がある。境内は桜と紅葉の名所として知られ、秋は約3000本のカエデが、社殿の朱色と競うように赤や朱色に燃え立つ。

紅葉に囲まれた五重塔が素晴らしい
< 長谷寺の紅葉 >

長谷寺は花の寺として 有名ですが、実は紅葉狩りスポットとしても人気のあるお寺。本堂の外舞台から眺める五重塔と紅葉の競演が見事。

棚田百選に選ばれた稲渕棚田でかかしコンテスト
< 明日香かかしコンテスト >

明日香村には「全国棚田百選」に選ばれた「稲渕の棚田」があり、秋の収穫を前に、「かかしコンテスト」と「彼岸花祭り」が開催されます。


《冬》

五穀豊穣を祈り八百七十有余年にわたり継続
< 春日若宮おん祭り >

五穀豊穣、万民安楽を祈り大和一国を挙げて盛大に執り行われ、八百七十有余年に渡り途切れることなく続く。

寒い朝は霜の銀世界
< 奈良公園・飛火野 >

寒い朝、枯芝に覆われた地表に霜が降りて白銀の世界を作り出す。

 

「全山雪の室生寺が一番」と住職の言葉
< 室生寺の雪 >

通い詰めた土門拳が住職に聞くと、「全山白皚々(はくがいがい)たる雪の室生寺が一番」と住職の言葉。

瑠璃色のLEDで彩られるライトアップイベント.
< なら瑠璃絵 >

幻想的な瑠璃色のLEDで彩られるライトアップイベント.

闇の中に燃え上がる松明から火の粉が舞う
< 東大寺二月堂お水取り>

 お水取りは奈良に春を告げる行事。 闇の中に燃え上がる大きな 松明が舞台に登場し、火の粉が舞う。